最終更新日 2024年4月15日
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1.収支のバランスが取れていれば資金繰りがしやすい
資金繰りをする場合には、よく注意をしておかなければ様々な問題が生じてしまう可能性があるでしょう。
そこで、一体どのようなことに気をつけたらよいのかを理解しておく必要があります。
賃貸住宅を借りている場合の資金繰りですが、収入に応じて家賃が変わってくるところです。
普通ならば、家賃の3倍ぐらいの収入があれば充分ですが余裕を持って4倍ぐらいの収入を得ておく必要があります。
裏を返せば、収入の1/4ぐらいまでならば賃貸物件を借りてもよいでしょう。
1/3でもかまいませんが、浪費が激しい家庭だとお金がなくなってしまう可能性が否定できません。
人によっては、物を購入することを喜びとしている人がいますが、物ばかり購入してしまうと結局家賃を払うことができなくなってしまう可能性があります。
家賃を払うことができなければ、3カ月程度滞納は許されるもののそれ以降はまず滞納することできません。
差し押さえさせられてしまい、そのまま自己破産に追い込まれる可能性も少なくないです。
多くの人は、何の問題もなく賃料を支払っていますが1か月でも支払い忘れてしまうと延滞金が付いてしまい余分にお金を払わなければならないです。
お金のリテラシーがしっかりある人はそれがいかに無駄なことかよく理解しているといえるでしょう。
ですが、リテラシーがない場合にはそのような損を見過ごすことが多くなり結果的にお金がたまらない生活になります。
働いてるにもかかわらず貧乏な人はお金に対しての考え方が十分でない可能性があるわけです。
2.賃貸で現状維持が難しくなった時の費用の目安
賃貸住宅を借りた後に収入が下がってしまった場合にはどうしたらよいでしょうか。
そのまま借り続けで問題なければ引っ越しをする必要がありませんが毎月の家賃で生活が苦しい場合にはそこから退去した方がよいです。
退去する場合に気をつけるべきことは、更新のお金を支払わなければならないことでしょう。
このお金は、基本的に戻ってきますが足らない場合がほとんどないますのでその場合は原状回復費用としてお金が問われてしまいます。
どれぐらいになるかはどのように使ったかによって異なるものの基本的には\30000から\50000くらい取られることが多いです。
ペットを飼っている場所などは、余計に注意しておきたいところでしょう。
特に猫などは壁に傷つけてしまったり柱が傷だらけになることも十分考えられますのでその分のお金の準備はしておきましょう。
それ以外に、かぎをなくしてしまうとお金を払うことになりますが一本だけのお金ではなくカギ全体を取り換えることになりますのでそうすると\30000近くのお金がかかってしまいます。
3.住宅購入の場合ローン返済以外の税金や諸費用も考えて
一方、賃貸住宅ではなく住宅を購入する場合はどのように考えたらよいか問題になります。
住宅を購入する場合の資金繰りとしては、住宅ローンが一番の問題になってくるでしょう。
平均的にどれぐらいなのかは明確ではないものの、たいていの場合毎月の支払いは\70000前後になっていることがわかります。
たまに10万円以上支払っているようなところもありますが、その場合は収入が毎月50万円以上ないと厳しいといえます。
その分税金もとられますので、それだけの収入があっても足らない可能性があるわけです。
もし支払うことができなければ、そのまま破産するしかありませんが場合によっては任意売却をすることも考えられるでしょう。
任意売却とは、強制的に競売にかけられるのではなく自分で住宅をる方法です。
自分で住宅をることにより、精神的に楽なだけでなくある程度自分の都合で行うことができる点もメリットになります。
この方法を用いなければ、そのまま破産となってしまい競売にかけられ強制的に退去させられます。
このとき引っ越し料金がどのようになるかは恐れがあるもののおおむね相手方が出してくれる可能性が高いです。
4.会社経営の資金は自分の資金の半分ぐらいの借り入れまでで
資金繰りといえば会社経営も大いに関係があるところになります。
会社は、初期の段階でほとんどもうかりませんので、しっかりとお金をためてから始める必要がるわけです。
十分にたまらない場合でも、金融公庫などを利用することによりお金を借り入することが可能になります。
金額はどれぐらいになるかといえば、多い場合でも1500万円ほどになりますが多くの場合は1000万円くらいになるのが妥当と言えるでしょう。
せっかく商売を始めるのですから、十分な準備をしなければなりませんが初期の予算が大きすぎるために赤字になってしまうことは考えられます。
お金を借りる場合には、すべて借用するのではなく自分の資金の半分ぐらいを借り入れるようにすれば返済するときに非常に楽です。
それ以上金を手に入れてしまうとうまくいかなかった時にかなり大きな借金を残してしまう可能性が否定できません。
事業計画書なども綿密に練る必要がありますが、あまり無理のある計画を立てないことも重要です。
初期のころは赤字でも、半年から1年ないしは2年ほどで黒字に転換することが多いです。